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チームビルディングの心理学:結束を深める目的共有の重要性と戦略

チームビルディングの心理学:結束を深める目的共有の重要性と戦略

こんにちは。 コミュニケーションデザイナーの東ヤスオです。

今回はチームビルディングにおいて、第一歩目として何をすればいいのかについて。チームビルディングをしたいけれど、何から手を付けていいのか分からない……といったまだまだ手探りの状態や、リーダーとしてみんなが仲良くなるようなイベントを企画してみたけれどメンバーから反発を受けている……といった空回りしている状態など、今一つチームがうまく機能していないと悩まれている方が参考にしてほしい「チームビルディングの第一歩目」についてお伝えします。

チームビルディングとは単にメンバーを集めるだけでなく、メンバーの才能や能力を結集し、共通の目標に向かって一丸となって進むプロセ スです。しかしこのプロセスは多くの場合、想像以上に複雑で予想外の障害に満ちています。リーダーは心からの熱意をもってチームの結束を図ろうとしますが、時にはその試みが反発や冷淡な反応に遭遇することもあります。このような状況は、チーム内に潜む調和の欠如や共有されていない不確かな目的が原因であることが多いのです。

チームが目指す目的は何なのか?

では、チームビルディングの成功への第一歩目とは何でしょうか? その答えは「目的の共有」にあります。一つ一つのチームが目指すべき明確な目標があります。それが「業界No.1を目指すこと」であれ、「前年比120%の成長を達成すること」であれ、あるいは「1億円の売上を実現すること」であれ、これらはすべてチームにとっての方向性を示す重要な指標です。しかし、これらの目標がただの数字として上層部から一方的に伝えられるだけであれば、メンバーは自分事として受け止めることができません。そこには、単なる作業の積み重ねという感覚や個々の内面に響くものが欠けているからです。

数値目標の背後にある「なぜ」

数値目標の設定は組織運営において不可欠ですが、より重要なのは、それらの背後にある「なぜ」を深掘りし共有することです。なぜこの目標を達成する必要があるのか、その先にどんな意義があるのかを明確にすることで、チームは真の意味で一つになります。各メンバーは自分自身の役割に対する認識を新たにし、より高いモチベーションを持って業務に臨むことができるようになるのです。

適切な目的・目標を設定する

チームには目的・目標が必要不可欠。では「適切な」目的や目標の設定とはどのようなものでしょうか? それは、現実的でありながらも挑戦的であることが必要です。例えば月 20 万円の給料の人が「来年は月 100 万円を稼ごう!」と掲げるよりも「月 25 万円を稼ごう!」と設定した方が具体的に達成する道筋が見えてくるのと同じです。そして目標設定においてさらに重要なのは「なぜ月収25万円を稼ぎたいのか?その先に何があるのか?」という目的を設定することです。それが自己実現のためなのか、家族を支えるためなのか、それとも別の理由なのか。この「なぜ」の追求が目標に深みを与え、メンバーの行動を動機づけるのです。

実例:ラグビー日本代表の「ONE TEAM」

この原則は2015年に開催された「ラグビーワールドカップ2015」での日本代表チームによって見事に実践されました。この大会で日本代表は、独特なキックルーティンで知られる五郎丸歩選手を筆頭に世界に衝撃を与える活躍を見せました。当時の戦いの軌跡を辿ってみると目的設定の重要さがわかります。当日のラグビー日本代表の目標は「大会ベスト8」。それだけではただの数値目標です。では「なぜ大会ベスト8なのか? ベスト8になってその先に何があるのか?」その問いに対する答えが目的となります。その目的とは「日本ラグビーの歴史を変え、ラグビーを愛されるスポーツにする」ことでした。この目的を合言葉に、日本代表のチームの選手たちは「ONE TEAM」になっていたのです。

目的がチームの秩序となり、行動規範になる

適切な目的・目標はそれ自体がチームに秩序をもたらせてくれます。さらに迷った時の判断基準となり行動規範になります。ラグビーワールドカップでの日本代表の例に戻ると、格上の相手である南アフリカ戦での最後の瞬間。トライで逆転勝利を狙うのか?それともゴールキックで同点を狙うのか?重大な選択を迫られた時、彼らは「歴史を変えるのは誰か?」「オレたちだ!」「引き分けじゃ歴史は変わらない!」「トライで逆転勝利を狙う!」チームの勝利のためにみんなの心が一つになり、見事歴史的な逆転勝利となりました。大会ベスト8という目標は達成できませんでしたが、日本ラグビーの歴史を変えるという目的を達成できた瞬間でした。

日常の業務における目的設定の重要性

日常の業務においても、この原則は有効です。売上目標を設定する際に「なぜこの売上を上げる必要があるのか」という目的を明確にすることで、チームはより強固にそして意義を持って前進することができます。あなたのチームが目標を追求する中で、ぜひ「メンバー間での適切な目的共有」を心がけてください。それが、真に結束された成功への道を歩むチームを創り出すことにつながります。

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