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《LEGO®社開発チームビルディング研修》

ビジネス研修に革新を!レゴ®ブロックを活用した研修のすべて

ビジネス研修に革新を!レゴ®ブロックを活用した研修のすべて

こんにちは。コミュニケーションデザイナーの東ヤスオです。

皆さんは「レゴ®シリアスプレイ®」という言葉を聞いたことがありますか?実はビジネスの世界で注目を集めている革新的なワークショップ型研修の手法(メソッド)です。今回の記事では、このレゴ®シリアスプレイ®がどのようにしてチームビルディングや組織開発に活用されているのか、その効果と活用事例について深掘りします。

「遊びを通じてイノベーションやパフォーマンスの向上をもたらす」というレゴ®シリアスプレイ®は2001年にレゴ®社の本社があるデンマークで開発されました。そのコンセプトはレゴ®ブロックが単なる遊び道具ではなく、チームや組織の深層にある問題を解決し、新しいアイデアや戦略を生み出すための強力なツールとして活用するというものです。この記事を読むことで、あなたの組織も新たな発想で成長の一歩を踏み出すきっかけを得られるかもしれません。

レゴ®シリアスプレイ®とは

レゴ®シリアスプレイ®は、論理と感性を組み合わせた問題解決手法であり、ビジネス、組織開発、心理学など様々な研究に基づいています。このメソッドは、参加者がレゴ®ブロックを用いて自らの考えや感覚を具体的な形で表現し、チーム全体で共有するハードルを下げてくれます。個々人の内観と他者の内観を理解し、チームとしての共通認識を形成することが目的です​​。

レゴ®シリアスプレイ®の基本理念と目的

レゴ®シリアスプレイ®はマサチューセッツ工科大学のシーモア・パパート教授が提唱する「コンストラクショニズム」という理論を背景に、手を信じて動かし個人やチームの内面を掘り下げてくれます。通常意識しない深層の感情や直感を表現し、言語化することにより新たな気づきが生まれます。このプロセスを通じて、チームビルディングやビジョン共有、戦略立案など様々なシーンで活用されています。

レゴ®シリアスプレイ®の特徴

レゴ®シリアスプレイ®は、参加者の主体性を引き出すことに重点を置いています。事前準備段階では企業様側のニーズや企画意図を具体化し、参加者特性に合わせたワークショップをオーダーメイドで設計します。また、コーチングアプローチに基づいて効果的な問いの設計とファシリテーションを行い、参加者の気づきを最大化することを目指します。

レゴ®シリアスプレイ®を活用した研修の進め方と具体的な手順

レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修は、参加者が共感と共創を通じて問題解決への道を模索するプロセスです。この研修では、言葉では表現しにくい内容をレゴ®ブロックで形にし、作ったレゴ®作品を通してグループ内で他者と共有します。

ワークショップの4つのステップとプロセス

研修は以下のステップに従って進行します。まず参加者にテーマが設定(STEP1)され、個々にレゴ®作品を制作(STEP2)します。その後、作品の発表・共有(STEP3)が行われ、言語化と質疑を通じて学びや気づきを創出(STEP4)します。こうしたプロセスを通じて、参加者は自分の考えや行動を形にし、言葉で表現することの難しさと重要性を学び、自分と他者とがそもそも根本的に違う存在であることを腹落ちさせていきます。

レゴ®ブロックを活用したワークショップ

レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修では、チームビルディングやビジョンの共有など、特定の目的に合わせて設計・進行します。例えば、個々に作品を組み立てた後、各作品から核心部分だけを統合させチーム全員で一つの「実現させたい私たちの会社の未来像」の作品を作り、チームとしてのビジョンを明確にするワークを行うこともあります。このような活動を通じて、チーム内のコミュニケーションや共感の橋渡しを図ることができます。

レゴ®ブロックを活用する理由

では、何故わざわざレゴ®ブロックを活用する必要があるのでしょうか?もしかするといつもの会議室等で対話した方が楽ではないか、と思われるかもしれません。普段から会議の場でうまくコミュニケーションが取れる人はそれでもいいでしょう。しかし組織には様々な人が所属しています。コミュニケーションが得意でない人、自分の考えがなかなか言語化できない人、人間関係が原因で自分のことをうまく話せない人・・・。そんな人たちにもちゃんとフォーカスを当てること、一部の人がたくさん話すのではなく、誰一人置いてけぼりにせず全員参加で対話できることが重要です。レゴ®ブロックを活用すれば普段あまり話さない(話せない)人の考えを全員で共有することができます。

レゴ®シリアスプレイ®の活用事例

レゴ®シリアスプレイ®は、様々な業界や組織において、効果的な研修メソッドとして活用されています。この方法は、チームメンバー間の相互理解を深め、組織全体のビジョンや目標を明確にするのに有効です​​​​。特にリモートワークが一般化しつつある組織において、隙間時間の活用や雑談の重要性に気づき始めている人が増えています。

国内企業における導入事例

国内では、大手飲食チェーン、製菓メーカー、電力会社、ハウス系メーカー、テレビ局、運輸系企業、ゲームメーカー、生命保険会社、行政機関、教育機関など、多岐にわたる業界でレゴ®シリアスプレイ®が導入されています。職種も営業、研究開発、事務、経営層など問いません。

海外の成功事例とその学び

海外でも、NASAやGoogleなどの大手企業がレゴ®シリアスプレイ®を採用しています。これらの企業では、チームビルディング、組織の戦略立案、組織文化の変革などに研修を活用しており、新しいアイデアの創出や組織内のコミュニケーションの改善が図られています​​。

研修受講者の声とフィードバック

レゴ®シリアスプレイ®を活用した研修は、受講者から多くのご感想をいただいています。個々人の内面を深く掘り下げ、普段の業務ではあまり会話をしない人たち同士でもお互いの価値観やビジョンを共有することで、一体感のあるチームへと成長するきっかけとなっています​​​​​​​。

企業担当者からの評価

企業担当者様からは、レゴ®シリアスプレイ®がチームビルディングや戦略策定において効果的であると評価されています。特に、受講者の主体性を引き出し、組織課題やビジョンを具体化する過程で、チームメンバー間の相互理解が深まり、組織としての目標に対する共通認識が形成されることが指摘されています​​​​。

研修参加者の体験談と感想

研修参加者様からは、レゴ®シリアスプレイ®を活用した研修を通じて、自分の新しい考え方に気づいたり、言葉では表現しにくい思いを形にして表現できたことに感謝の声が多く挙がっています。また、手を動かしながら考えをまとめるプロセスは、自己理解を深めるとともに、チーム内でのコミュニケーションや認識のズレを明らかにし、解消するのに役立ったとの声もあります​​。何より研修会場に来た瞬間、大量のレゴ®ブロックを目の当たりにし、ワクワクした状態で研修をスタートさせることができます。

さいごに

レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修のご紹介を終えるにあたり、プラントの言葉を思い出します。「一年間の会話よりも、一日共に遊ぶ方が相手のことをより理解することができる」。この言葉は、レゴ®シリアスプレイ®の真髄を表しています。一日の研修を通じて、参加者はただ話し合うだけではなく、共に創造し、共に学び、共に成長します。レゴ®ブロックを使って形にすることで、言葉にできない深い思いやアイデアを表現し、チーム内での新たな理解とメンバー同士の結束を強化することができます。

この体験は、ただの研修を超え組織に新たな風をもたらすと断言します。レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修は、チームビルディング、問題解決、戦略立案など、さまざまなシーンでその力を発揮しますが、中でも参加者一人ひとりの声をちゃんと聞ける時間がとても尊いものだと感じています。

もしご興味があればあなたの組織もレゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修を導入してみませんか?レゴ®シリアスプレイ®で、チームの真の力を引き出し組織の未来を共に創り上げましょう。

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