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コミュニケーションはやり方ではなく「在り方」

コミュニケーションはやり方ではなく「在り方」

こんにちは。 コミュニケーションデザイナーの東ヤスオです。

今回はコミュニケーションの本質とは何なのか? ということについて。コミュニケーションを活性化させるために力を入れている組織がうっかり陥りやすい罠についてもお伝えします。

コミュニケーションの本質は「やり方」ではない

「コミュニケーションがうまい人」とは、どんな人をイメージされますか? 雑談のネタをたくさん持っている、傾聴や質問の仕方が上手、相手を承認したり認知することができる……。

僕はコーチングを学び始めて早 11 年。プロコーチの資格を取得するために様々なスキルを学びました。しかし 10 年以上学び続け 1,000 時間以上のセッションを重ねてきたからこそわかったことは、コミュニケーションの本質は「やり方」ではなくて「在り方」だということです。

小手先のスキルでどうにもできない

やり方・スキルを磨くこともそれはそれで重要ですが、スキル以上に目の前にいる相手を思いやるスタンスこそが最重要です。目の前の人がどんなことを思っているのか、どんな未来を願っているのか、どんなことを大切にしているのか、なぜそんなに感情が揺れ動いているのか。相手に思いを巡らすこと。それこそがコミュニケーションの中心にあるもので、一言でいうと相手に対する「思いやり」といえます。

コミュニケーションは相手がいてこそ。そもそもスキルを駆使して相手をどうこうしようなんて失礼です。まずは相手に対する自分の「在り方」を意識するようにしたいですね。

コミュニケーションの第一歩は「好奇心」

「在り方」を分かりやすく言い換えると相手への「好奇心」です。僕がコーチング・セッションにおいて一番重要なことは何かと聞かれたら「目の前のクライアントさんへの好奇心」と答えます。好奇心がなければ興味を持てないし、しっかり話を聞きたいとも思えません。うまく質問をして相手の気持ちを引き出そうとか気付きを与えようなんてことは思っておらず、質問事項などは自然に出てきます。まずは相手に心の矢印を向けることがコミュニケーションの第一歩。ぜひ実践してみてくださいね。

ではまた!