決めてもやらない人が行動するには?「行動できない人の3つのパターン」
こんにちは。 コミュニケーションデザイナーの東ヤスオです。
組織やチームでの決定事項をなぜメンバーはすぐに行動に移せないのか? 何が原因で行き詰まっているのか? ということについて。行動できない人の3つのパターンについてお伝えします。
行動できない人の3つのパターンとは?
行動できない人は以下のいずれかのパターンで行き詰まっています。
① 行動する理由(Why)がわかっていない
まず一つ目は、行動をする以前にそもそも「なぜそれをやるのか」という理由が理解できていないパターンです。行動することはその先にある目的や目標を達成するための手段に過ぎませんが、なんとなく言われたから……という理由だけでは行動することができません。行動した先のことや必要性を納得してもらうことが重要です。
② 何(What)をすればいいのかわかっていない
そして二つ目は、何をすればいいのか理解できていないパターンです。ざっくりとした方向性は理解できていても、特に具体的な一歩目が分かっていない状況です。さらに最初の一歩目が大きすぎるとかえって行動できない可能性があるので要注意。人は臨場感(やれるイメージ)が持てなければなかなか動けません。
③ どうすれば(How)いいのかわかっていない
そして最後の三つ目は、どうすればいいのか理解できていないパターンです。やる理由は明確になった、具体的に何をすればいいのかも理解でした。じゃ、どんなふうにやればいいのか、うーむ……という状況です。例えばセールスをする時、「1日に50件テレアポをしよう」と具体的なことが理解できていても、じゃ誰から電話すればいいの? となり行動が止まってしまうことがあります。
行動できないパターンを細分化すること
今回は行動できない人の3つのパターンについてお伝えしました。
①「Why(なぜ)」なぜそれをやるのか?
②「What(なに)」具体的に何をするのか?
③「How(どのように)」どうやってやるのか?
これらの3つのどれかが理解できていないから行動できないのです。2つ以上複合している時もありますので、まずは「Why(なぜ)」を明確にすることから始めてみましょう。コーチング的な関わり方で「なぜ、○○したいと思う?」や「なぜ○○する必要があるの?」と質問してあげることで行動する理由が徐々に明確になってきます。
あなた自身やあなたの部下がなかなか行動できていない時、その理由を細分化してみることで行動が加速化していきます。1on1ミーティングの時にでも対話のテーマにしてみてください。
ではまた!