会議を活発にする思考法「人格と思考を切り離す」とは?
こんにちは。 コミュニケーションデザイナーの東ヤスオです。
今回は「人格と思考を切り離す」ということについて。思考と人格を切り離してコミュニケーションを楽にしようというテーマです。
意見が否定されたときの捉え方のズレとは?
突然ですが、会議の場でこんな経験をしたことはありませんか? 何か発言をした時、上司から「その意見は全然ダメ!」と否定されてしまい、もうそれ以降発言できなくなってしまった、なんてことが……
これは人格と思考を一体化してしまっている思考法です。意見が否定されただけなのに、あたかも自分のことを否定されているように感じてしまうパターンです。
このような、意見が否定されただけなのに自分を否定されているような感覚は、誰もが抱いたことがあるかもしれません。ただその一方で誰かの意見に対してこちら側が否定したとしても、その人の人格を否定しているつもりは一切ないですよね。つまり、意見を否定される側と否定する側は認識が異なっているということです。
「自分の意見がいくら否定されようと、自分の人格とは一切関係なく自分自身には変わらず価値がある」ということを知っておくと、コミュニケーションがとても楽になります。会議の場などで意見を交わす時はその前提を共有しておくことが大事ですね。
思考と人格はいつでも切り離して考えるようにしましょう。
人格と思考を切り離すことの重要性
今回は人格と思考を切り離すコミュニケーションについてお伝えしました。この思考法、これまでたくさんの方に伝えてきました。とてもインパクトのある考え方で喜んでくださるのですが、残念ながら一朝一夕で身につくものではありません。何年も前から実践している僕自身でさえ、たまに意見を否定されると自分のことを否定されたかのような感覚に陥ることがあります。その度に人格と思考を切り離そうとしています(笑)
コツコツと実践を積み重ねていってください。
ではまた!