自走するチームを創る「行動変容」研修|脳科学・心理学に基づく行動デザインの6STEP
こんにちは。コミュニケーションデザイナーの東ヤスオです。
「目標を立てても、行動が続かない」「やる気はあるのに、動けない」。目標設定の研修や行動管理ツールの導入が進んでも、このような課題が残っている組織は少なくありません。この記事では、脳科学・心理学に基づく「行動デザインの6STEP」を使った、自走するチームを創る「行動変容」研修をご紹介します。
こんな課題はありませんか
- 目標を立てても、行動が続かない
- やる気はあるはずなのに、一歩を踏み出せない社員が多い
- 研修を受けたり、ツールを入れたりしたのに、職場の行動が変わらない
- 「前例がない」「どうせ上が決めること」といった空気が、チームに根づいている
行動を止めているのは、組織に根づいた思い込み
行動が続かない背景には、「前例がないから難しい」「変に思われるかもしれない」「いつもうまくいかない」「どうせ上が決めることだから」といった、組織の中で知らず知らずのうちに根づいた思い込みが、行動のブレーキになっていることが少なくありません。
この研修は、そこに正面からアプローチします。精神論や意志の力に頼るのではなく、行動を阻む思い込み(ブレーキ)を書き換え、成果を左右する本当のボトルネックを特定して、打ち手を明確にする。再現性のあるプロセスを通じて、社員一人ひとりが自走できるチームの実現を目指します。
「行動デザインの6STEP」とは
研修は、全6STEPを、次の3つのフェーズで進めます。
- 方向性を定める(STEP1〜2)
- 動けない理由を特定する(STEP3〜4)
- 行動し、検証し続ける(STEP5〜6)
1.目標の設定・明確化
「前提→行動→結果」のフレームと、人生を8つの領域で見渡すバランスホイールを使い、目標を高く感じさせている制限を外して、視野を広げます。
2.目標の自分ごと化
「やらされている目標(have to)」を「自分ごとの目標(want to)」に変えます。自分の価値観とチームの価値観の重なりを探し、会社から与えられた目標も、自分にとっての意味を掘り下げて、内発的な動機に転換します。
3.ブレーキの特定と書き換え
行動を止めている無意識の思い込みを書き出し、Before/Afterの形で書き換えます。
4.ボトルネックの抽出
制約理論(TOC)に基づき、チームが実際に抱えている課題を洗い出して構造化し、何から手をつけるべきかを明確にします。
5.行動計画と高速実行
1年後の目標から逆算して、マイルストーンと直近の行動計画を決め、計画・行動・結果・改善のサイクルを高速で回します。
6.習慣化の仕組みづくり
脳が持つ「元に戻る力」(ホメオスタシス)の正体を知り、if-thenプランニングなどを使って、モチベーションに頼らず行動を続ける仕組みをつくります。
本研修の特徴
1.行動管理の前に、「土台」を整える
一般的な研修がタスク管理や行動計画から入るのに対し、まず信念(セルフイメージ)と感情(状態管理)から始めます。意志の力に頼らず、自発的に動ける状態を先につくります。
2.「自分たちの職場で今起きていること」を扱う
一般論ではなく、チームが実際に抱える課題を材料にするので、研修がその場で、自分たちの突破口を見つけるワークショップとして機能します。
3.一度習得すれば、繰り返し使える
特定の業務や職種に限らず、どんな目標にも応用できる思考と行動の型を身につけられます。
4.個人ワークとグループ共有を組み合わせる
「自分だけじゃなかった」という気づきが生まれ、チーム全体の心理的安全性を高める効果も期待できます。
ブレーキの書き換えの例
ブレーキの考え方は、村岡大樹氏の『自分の変え方』(幻冬舎)を参考にしています。研修では、次のような思い込みを書き出し、書き換えます。ただし、実際のワークでは、参加者が自分のブレーキを自分の言葉で書き換えます。
- 「新しい提案をしても、どうせ通らない」→「小さく始めて実績を見せれば、提案は通りやすくなる」
- 「人手が足りないから、これ以上はできない」→「優先順位を絞れば、今のメンバーでも前に進められる」
- 「失敗したら評価が下がる」→「小さく試して早く学ぶ方が、結果的に評価につながる」
- 「データがないと動けない」→「まず動いて、データを取りに行けばいい」
ボトルネックを見つけるワーク
課題をすべて解決しようとしても、成果は変わりません。成果を決めているのは、一番弱い部分、つまりボトルネックだけだからです。イスラエルの物理学者ゴールドラット博士が提唱した制約理論(TOC)の考え方をもとに、チームの「うまくいっていないこと」を付箋に書き出し、原因と結果を線でつないで、真のボトルネックを特定します。
書き出すときは、次の2点を確認します。
- 感想ではなく、事実か(「会議が多くて準備の時間が取れない」は事実、「目標が高すぎる」は感想)
- 自分たちでコントロールできるか(「情報共有のルールが曖昧」は自分たちで変えられる、「市場全体が縮小している」は変えられない)
当日の流れ
半日(4時間程度)の標準プログラムは、次の流れで進めます。
- オープニング、グランドルール(「ジャッジしない」「失敗はフィードバックである」)
- 全体像と、STEP1〜2:目標の設定と自分ごと化(価値観の抽出ワーク、グループ共有)
- STEP3:ブレーキの特定と書き換えのワーク
- STEP4:ボトルネックの抽出(付箋を使ったグループワーク)
- STEP5〜6:行動計画の作成と、習慣化の仕組みづくり
- 振り返りと行動宣言
時間配分やワークの内容は、参加人数や当日の進行状況に合わせて調整します。
研修で目指す変化
- 自分の目標を、「自分ごと」として語れるようになる
- チームの課題を、感覚ではなく構造で捉え、打ち手の優先順位が揃う
- 行動計画が「作って終わり」ではなく、検証・改善のサイクルに乗る
実施形式
1.標準版(半日・4時間)
全6STEPを一通り学び、当日中に行動計画を作成します。
2.標準版+1on1コーチング
半日研修のあとに、参加者お一人おひとりへ個別のコーチングを行います。行動計画を、一人ひとりの状況に合わせて深掘りしながら伴走します。マネージャー層など、組織への影響力が大きいメンバーに絞って導入するケースにも向いています。
▶ご参考:経営層・管理職のための1on1コーチング(法人向け)|研修後の行動を支える
3.継続版(3〜6か月・全3〜6回)
基礎編(STEP1〜4)、実践編(STEP5〜6)、振り返りと習慣化のフォローと、中長期で伴走します。単発の研修は、その場で大きな気づきが得られても、現場に戻ると日常業務に埋もれがちです。特にSTEP6の習慣化は、実際に行動しながら振り返り、微調整を重ねることで、効果を発揮します。研修の効果測定や定着を重視される場合にも向いています。
このほか、ご要望に応じたカスタマイズも承ります。
ご提供内容
- 時間:半日(4時間程度)
- 目的:目標達成のフレームワークを習得し自分の目標に落とし込むこと、行動を止めている思い込みと感情の仕組みを理解すること、明日から実践できる行動計画を作成すること
- ツール:行動デザインの6STEPのフレームワークとワークシート
- 進行:ファシリテーター(東ヤスオ)1名
- 料金:サービスページの料金表に記載しています
よくある質問
Q. 一般的な目標設定の研修と、何が違いますか?
タスク管理や行動計画から入るのではなく、まず、行動を止めている信念や感情の仕組みを扱う点が違います。そのうえで、ボトルネックを特定し、行動計画と習慣化まで、一貫して設計します。
Q. 単発の研修で、行動は定着しますか?
単発の研修は、気づきのきっかけをつくります。行動が習慣として根づくまでを重視する場合は、個別のコーチングを組み合わせる形や、3〜6か月の継続版もご用意しています。
Q. 特定の職種や業務向けの研修ですか?
いいえ。特定の業務や職種に限らず、どんな目標にも応用できる型を扱います。
Q. レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修とは、何が違いますか?
目的が違います。レゴ®ブロックを使う研修は、メンバー同士の相互理解や、チームのビジョンづくりを中心にしています。この研修は、一人ひとりの目標、ブレーキ、チームのボトルネック、行動計画を扱い、行動が変わるところまでを設計しています。
講師について
東ヤスオ(Unitedman代表・コミュニケーションデザイナー)。組織向けのチームビルディング研修と行動変容研修は、12年・16業種250社・550回・延べ5,500名以上の実績があります。個人向けのコーチングは、脳科学・認知科学を活用した目標達成コーチングを15年・1,000時間以上提供しています。
まずは無料オンライン説明をご利用ください
「うちのチームにも当てはまるかもしれない」と感じていただけましたら、まずは貴社の状況やお悩みをお聞かせください。無料のオンライン説明(30分程度、質疑応答を含めて最大60分)で、貴社に最適な形をご提案します。その場でのご契約は不要です。
ご興味を持たれた方は、お問い合わせフォームで、お問い合わせ区分「行動変容研修」を選択の上、無料オンライン説明をお申し込みください。
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