経営層・管理職のための1on1コーチング(法人向け)|研修後の行動を支える
こんにちは。コミュニケーションデザイナーの東ヤスオです。
「研修を実施しても、職場に戻ると以前のやり方に戻ってしまう」「管理職や経営層に、本音で相談できる相手がいない」。企業の人事・研修ご担当者様から、このようなご相談をいただくことがあります。この記事では、経営層・管理職を対象にした1on1コーチングを、組織の取り組みとして導入する場合の内容をご紹介します。
こんな課題はありませんか
- 研修で学んだことが、日々のマネジメントに活かされていない
- 管理職が実務に追われ、立ち止まって考える時間がない
- 経営層や管理職が、社内に本音で相談できる相手を持てていない
- プレイヤーから管理職へ、管理職から経営層へ、役割の転換に苦労している人がいる
管理職の負荷と、研修だけでは届かない部分
日本経営協会が2025年10〜11月に実施した「第8回 日本のミドルマネジャー意識調査」(部下を持つ課長〜部長級539名)では、マネジメントに専念できている人は13.2%で、86.8%がプレイヤー業務を兼務していました。3年前より業務負担が増えたと答えた人も51.0%です。管理職自身が立ち止まって考える時間を持ちにくい状況が、数字にも表れています。
また、株式会社EdWorksの「企業研修と研修効果に関する実態調査」(2023年9月、会社員401名、自己申告)では、研修で学んだことを業務で活用できた人は31%、上司と振り返りをした人は22%にとどまりました。研修そのものが悪いのではなく、学びを日々の行動につなげる仕組みが別に必要だということです。
なぜ「分かっているのに動けない」のか
心理学者のダニエル・カーネマンは、人の思考には、自動的に反応する速い思考と、必要なときだけ意識して働かせる遅い思考の2つがあると説明しています。研修や本で届くのは、主に意識して考える部分です。一方で、実際の行動の多くを決めているのは、経験から身についた信念や思い込みにもとづく、自動的な反応です。
「分かっているのに動けない」背景には、この無意識のパターンがあります。コーチングは、対話を通じてそこに働きかけ、行動を変えていく関わり方です。
経営層・管理職向け1on1コーチングとは
コーチと1対1の対話を通じて、今の延長線上にないゴールを描き、そこに向けて行動を変え、続けていくことを支援します。社内で行われる1on1ミーティングとは異なります。コーチは答えを与えるのではなく、本人がゴールを描き、気づいていない思い込みに向き合うのを支えます。目指すのは、次の4つの変化です。
- 目標を、自分ごととして語れるようになる
- 行動を止めていた思い込みに気づき、動き出すきっかけになる
- 手をつけるべき一点を見極め、優先順位がつく
- 判断軸が整理され、納得感のある決断につながる
東ヤスオのコーチングの特徴
1.バランスホイールで、人生全体から目標を描く
仕事だけを切り出さず、8つの領域から見渡して、価値観とつながった目標を設定します。
2.脳科学・認知科学の知見を活かす
思い込みに気づき、別の見方を検討し、次の行動を決める。行動の仕組みからも働きかけます。
3.傾聴や共感にとどまらず、矛盾に踏み込む
話の中の矛盾に向き合う問いで、今の延長線上にない答えを一緒に見つけます。
4.組織の現場を知るコーチ
多くの組織のチームづくりに関わってきた経験から、個人の課題と職場の現実をつなげます。
進め方と提供形式
決まったカリキュラムはなく、その時々のテーマを入口に、状況に合わせて進めます。
- 頻度:月1回程度(ご要望に応じて設定)
- 時間:1回60分(初回のみ、オリエンテーションのため90分)
- 期間:最低6か月から(1〜2年の継続を推奨)
- 形式:オンライン(Zoom)
- セッションの間:チャット・LINEで、実践の報告や迷ったときの相談ができます(回数無制限)
各回の流れは、扱いたいテーマの整理、考え方や行動を妨げている要因の探索、大切にしたいことの明確化、次回までに実践する行動の決定、そして次回の振り返りです。料金は、対象者や目的、期間に合わせてお見積りします。
守秘義務と、会社へのご報告
企業の担当者様が最も気にされるのが、この点です。会社へのご報告は、セッションを実施したかどうかのみです。話された内容をコーチから伝えることはありません。上司や人事を交えた三者面談も行いません。離職を引き止めるなど、ご本人が望まない方向へ導くことを目的としたご依頼は、お受けできません。
対象別のご活用イメージ
- 経営層:社内に本音で相談できる相手がいない、事業と人生の両面で目標を再設計したい
- 部長・次世代リーダー:次期経営幹部として視座を引き上げたい、研修の学びを行動に落とし込みたい
- 新任管理職:任せる・育てるへの切り替えに苦労している、部下との関わり方に悩んでいる
組織への広げ方
まずは経営者やマネージャーご自身がコーチングを体験し、気づきや職場での変化を確かめながら、対象を広げていくことをおすすめしています。得た気づきを日々のマネジメントで試し、その手応えをもとに、部下をもつ管理職、次世代リーダーへと広げていく流れです。
研修と組み合わせることもできます。研修の内容や実施元は問いません。研修で得た学びを、ご自身の目標と具体的な行動に置き換え、実践と振り返りを続けることで、職場に戻ったあとの行動の定着を支えます。レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修とあわせてご相談いただくこともあります。
コーチングを受けた方の変化
- エンジニアリング企業の部長(約1年):部下との月1回の1on1が定着し、本音を話せるチームに。自らの意思で残留を決断されました。
- ITインターネット企業の課長(約半年):「やらないこと」を決めて業務を整理し、対立していたリーダー2名の議論が円滑に。その後、社内コーチング研修や組織開発プロジェクトを主導されました。
- サービス業の経営者(約半年):クライアントの課題まで抱えていたことに気づき、関わり方を調整。強みに集中して、行動の量と質が向上しました。
成果はテーマや状況によって異なります。それぞれの方のお話は、インタビュー記事でご覧いただけます。
▶ご参考:佐々木浩史さん、市川麻美さん、宇野篤さん
よくあるご質問
Q. 動いてくれない部下に、コーチングをしてもらえますか?
部下ご本人が希望される場合はお受けできます。ただ、おすすめしたいのは、上司であるご本人が受けることです。部下を変えようとするより、マネジメントする側の物の見方や在り方が変わることで、部下への関わり方と結果が変わっていきます。
Q. どんな人に向いていますか?
「今よりもっとよくしたい」「今の状態に100%は満足していない」と感じている方です。特に困っていない方や、気が進まないまま受ける方には、おすすめしません。コーチングは、ご本人が主体的に取り組んでこそ効果を発揮します。
Q. 研修とは何が違いますか?
研修では、決められたテーマについて、知識やスキルを学びます。コーチングでは、ご自身にとって大切な目標を、今の延長線上にないところに描き、その目標に向けて日々の行動が変わるところまで伴走します。
Q. 仕事以外のテーマも話してよいですか?
はい。コーチングのテーマは、仕事に限らず、家庭や人生全般に広がることがあります。人生全体を扱うのは、会社に報告するためではなく、ご自身にとって大切な目標を考えるためです。
まずは無料オンライン説明から
進め方や対象者、期間について、無料のオンライン説明でご相談を承ります。30分程度で、質疑応答を含めて最大60分です。その場でのご契約は不要です。個人としてコーチングを受けたい方は、1on1コーチングをご覧ください。
ご興味を持たれた方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
ではまた!