BLOG ブログ

無料トライアル実施中 成果を上げるチームを作る

《LEGO®社開発チームビルディング研修》

レゴ®シリアスプレイ®メソッドの認定ファシリテーター、選ぶ基準を解説

レゴ®シリアスプレイ®メソッドの認定ファシリテーター、選ぶ基準を解説

こんにちは。コミュニケーションデザイナーの東ヤスオです。

レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修の導入を検討する際、多くの企業様が迷われるのが「誰に依頼すればいいのか」という点です。この記事では、ファシリテーターの資格の仕組みと、選ぶ際に確認したいポイントを解説します。

なぜファシリテーターの質が重要なのか

レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修の成果は、ファシリテーターの質に大きく左右されます。同じメソッド、同じ教材を使っても、問いの設計やその場のファシリテーションによって、参加者から引き出せる本音や気づきの深さは大きく変わります。

そもそもレゴ®シリアスプレイ®メソッドは、あくまで手法(ツール)です。それ自体が組織の課題を解決してくれるわけではなく、そのツールを使って何を実現するのかを設計する、ファシリテーターの専門性こそが本質だと考えています。

実際、こんな相談を受けたことがあります。ある企業様が、別のファシリテーターに研修を依頼したところ、「レゴ®ブロックで作品を作って発表する」という体験自体は楽しかったものの、その後のフォローや、組織の課題にどうつなげるかという視点がなく、「結局何が変わったのか分からない」という感想が残ったそうです。同じ手法でも、ファシリテーターの専門性によって、得られる結果は大きく変わります。

レゴ®シリアスプレイ®メソッドの認定とは

レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修を提供するファシリテーターは、「LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ」というトレーニングを修了しています。これは、メソッドと専用教材を正しく活用するための基礎を学ぶ認定制度です。

日本国内には、この認定を受けたファシリテーターが1,500名以上いるとされています(2026年8月現在)。認定資格はあくまで「ツールの使い方を正しく学んだ」という入口の基準であり、それだけでは何を専門とするファシリテーターなのかまでは分かりません。

レゴ®シリアスプレイ®メソッドは、2010年にクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとでオープンソース化されました。これにより、レゴ社への都度のライセンス料は不要になった一方で、トレーニングを受けた認定ファシリテーターが、自身の責任のもとでプログラムを設計・実施する仕組みになっています。つまり、実施の質を担保しているのは企業やブランドではなく、ファシリテーター個人の専門性そのものなのです。

資格や実施回数だけでは分からないこと

認定資格の有無や実施回数は、依頼先を比較する際の一つの目安にはなります。しかし、それ以上に大切なのは、そのファシリテーターがレゴ®ブロックという手法を使って、どんな専門領域の課題を解決しようとしているのか、という背景です。

例えば、組織開発、チームビルディング、コーチングなど、それぞれ専門とする領域によって、同じ問いを立てても導き出せる深さや、その後のフォローの質は変わってきます。レゴ®シリアスプレイ®メソッドの実施経験の多さだけを基準にすると、この専門性の違いを見落としてしまう可能性があります。

自己診断:依頼先選びで見落としがちなこと

以下の項目に当てはまる場合、専門性の確認が不十分な可能性があります。

  • 「実施回数が多い」という理由だけで依頼先を決めようとしている
  • そのファシリテーターが、レゴ®シリアスプレイ®メソッド以外にどんな専門性を持っているか確認していない
  • 研修後のフォローについて、具体的な提案があるか確認していない

ファシリテーターを選ぶ際の5つのポイント

比較検討の際は、以下の点を確認することをおすすめします。

1.どんな専門性を背景に持っているか
組織開発・チームビルディング・コーチングなど、レゴ®ブロックという手法の土台となる専門領域を持っているか。この専門性が、研修当日の問いの設計や、研修後のフォローの質に直結します。

2.完全オーダーメイドで設計しているか
既存プログラムの流用ではなく、企業の課題に合わせて設計されるか。事前のヒアリングがどこまで丁寧に行われるかも、判断材料の一つです。

3.認定資格・実施実績が公開されているか
比較の参考情報として、具体的な数字が示されているか。実施回数だけでなく、業種数や規模の幅も確認しましょう。

4.業種・規模の異なる導入実績があるか
特定の業界だけでなく、幅広い組織での実施経験があるか。どれほどの規模まで対応できるかどうかも、実績の幅を示す指標です。

5.導入企業の声が、具体的なエピソードとともに公開されているか
抽象的な感想だけでなく、実際の企業名や状況が分かる事例があるか。曖昧な「満足度が高い」という表現だけの場合は、注意が必要です。

こうした確認は、見積もりを比較する際にも重要な視点になります。詳しくは見積もり比較で見るべき点や、レゴ®シリアスプレイ®メソッドと他の研修手法の違いとは?の記事もあわせてご覧ください。

適切なファシリテーターを選ぶことは、稟議を通す際の説得材料にもなります。実績や専門性が明確なファシリテーターであれば、決裁者への説明もしやすくなります。詳しくは稟議を通すための伝え方の記事も参考になります。

私自身の専門性について

私は、チームづくりや関係性構築を専門とするコミュニケーションデザイナーです。レゴ®シリアスプレイ®メソッドは、その専門性を実現するための手法の一つとして活用しています。

LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータとして、これまで250社550回以上、延べ5,500名以上の方にワークショップを実施してきました。実際の導入企業様の声は、レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修の詳細記事でもご紹介しています。研修会社の選び方全般については、チームビルディング研修の効果と選び方の記事も参考になります。

よくある質問

Q. 認定ファシリテーターであれば、誰に依頼しても同じ結果が得られますか?
いいえ。同じ認定資格を持っていても、ファシリテーターの専門性や経験によって、引き出せる気づきの深さは変わります。認定資格は入口の基準として捉えることをおすすめします。

Q. 複数のファシリテーターから話を聞いて比較してもよいですか?
もちろん問題ありません。専門性や進め方の違いを実際に比較検討することをおすすめします。

Q. 実績の多さは、質の高さを保証しますか?
実績は一つの参考情報ですが、それだけで判断せず、どんな専門性を背景に持っているかを確認することが大切です。

Q. 専門性を確認する際、具体的に何を聞けばよいですか?
「これまでどんな課題を解決してきたか」「レゴ®シリアスプレイ®メソッド以外にどんな専門知識を持っているか」を聞くことをおすすめします。

さいごに

レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修を検討する際は、認定資格や実施回数だけでなく、そのファシリテーターがどんな専門性を背景に持っているかを確認することをおすすめします。ツールは同じでも、その先に何を実現しようとしているかは、依頼先によって大きく異なります。

レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修にご興味を持たれた方は、お問い合わせフォームで「レゴ・シリアスプレイ」を選択の上ご連絡ください。