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《LEGO®社開発チームビルディング研修》

全社会議・キックオフをレゴ®シリアスプレイ®メソッドで変える方法

全社会議・キックオフをレゴ®シリアスプレイ®メソッドで変える方法

こんにちは。コミュニケーションデザイナーの東ヤスオです。

全社会議やキックオフのご担当者様から、こんなお悩みをよく伺います。「経営層からのメッセージは伝えたが、参加者はただ聞いているだけで、翌日には内容を覚えていない」というものです。

全社会議・キックオフが「聞くだけ」で終わってしまう理由

参加人数が多くなるほど、以下のような状態が起きやすくなります。

  • 発言できるのは、質疑応答の時間にマイクを取った一部の人だけ
  • 経営層からのメッセージを一方的に伝える、講演形式になりがち
  • その場では納得したように見えても、翌日から行動が変わらない

大人数の場では「全員参加」の設計をあきらめてしまうケースが多いのですが、実はレゴ®ブロックを使うことで、この規模の壁を越えることができます。

大人数でも全員参加を実現できる理由

通常のディスカッション形式では、発言できる人数に限りがあります。1人が話している間、他の人は聞いているだけになるからです。

レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修では、全員が同時に手を動かして作品を作り、その後グループ内で同時に共有するという構造になっています。100名を超える規模であっても、「話す人」と「聞くだけの人」に分かれることなく、全員が同時に参加者になれます。

大人数実施のための体制

参加人数が50名を超える場合は、認定ファシリテーターをアシスタントとして同席させる体制で対応しています。過去には、那覇市職員労働組合様(那覇市役所職員70名)西洋フード・コンパスグループ様(幹部社員170名)の他、最大250名(新入社員から社長までの全社イベント)規模での実施経験もあります。

実際、那覇市職員労働組合様(70名規模)でのご感想として、「普段は表情が乏しい役所の職員が笑顔で活き活きと自身のことや夢などを語り合う姿に感動すら覚えました」というお声をいただいています。大人数であっても、一人ひとりが「聞くだけの人」にならない設計だからこそ、こうした変化が生まれます。

西洋フード・コンパスグループ様(幹部社員170名)でも、「手を動かしながらも自然と会話が生まれ、セクションの枠を超えたコミュニケーションが生まれていた」というお声をいただいています。部門をまたいだ幹部が一堂に会するキックオフだからこそ、こうした部門間の垣根を越えた対話が生まれやすいのも特徴です。

実施前の準備

大人数での実施には、事前準備も重要です。参加人数分のレゴ®ブロックの手配・配送、会場のレイアウト(5〜6名単位のグループが作業しやすい島型の配置)、アシスタントファシリテーターの人数調整など、通常規模の研修より準備期間を長めに確保することをおすすめしています。目安として、実施の1〜2ヶ月前からのご相談をいただくケースが多いです。

全社会議・キックオフで設計するプログラム例

全社会議やキックオフの場合、以下のような設計が一例です。

① 各自が「実現したい未来」をレゴ®ブロックの作品として表現する
② グループ内で作品を共有し、共通する要素を見つける
③ 各グループの核心部分を持ち寄り、全員で一つの「実現させたい会社の未来像」を統合する
④ 経営層からのメッセージと、参加者自身が作った未来像を重ね合わせる

①では、参加者一人ひとりが「会社が実現したい未来」ではなく、あくまで「自分自身が実現したい未来」を起点にすることがポイントです。トップダウンのビジョンを覚えるのではなく、自分ごととして考える起点を作ります。②のグループ共有では、5〜6名の島ごとに、それぞれの作品に共通するキーワードや価値観を見つけていきます。③では、複数のグループの核心部分を、会場全体で一つの物語として統合していきます。大人数であっても、この統合プロセスを通じて「バラバラな個人の集まり」から「一つのチーム」への転換が生まれます。④では、あらかじめ用意された経営層のメッセージと、その場で参加者自身が作り上げた未来像を重ね合わせることで、トップダウンとボトムアップの両方が揃った状態を作ります。

経営層のビジョンを一方的に伝えるのではなく、参加者自身が「自分たちの未来像」を作るプロセスに、経営層のメッセージを重ねることで、他人事ではなく自分ごととして受け止められるようになります。

よくある失敗パターン

大人数のキックオフでよく見かける失敗パターンがあります。

  • 経営層のメッセージを伝えることだけに時間を使い、参加者が発言・体験する時間を確保していない
  • 大人数だからと「見せる」演出に頼り、全員参加の設計を諦めてしまう
  • キックオフ当日だけで完結させ、その後の日常業務にビジョンをつなげる仕掛けがない

よくあるのが、こんなケースです。ある企業では、300名規模のキックオフで、経営層のスピーチと表彰式典に大半の時間を使い、最後の15分だけ「近くの人と感想を話してください」という簡単なワークで締めくくりました。参加者からは「結局いつもと同じ講演会だった」という感想が多く聞かれ、翌年の企画担当者は「もっと参加者主体の設計にしたい」と頭を悩ませることになりました。

導入する際の検討ポイント

大人数での実施を検討する際は、ファシリテーターが大人数対応の実績を持っているかを確認することをおすすめします。プログラムの内容や進め方については、レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修の詳細記事をご覧ください。

全社会議やキックオフは、組織のパーパスや理念を浸透させる絶好の機会でもあります。理念浸透という切り口については、組織のパーパス・理念浸透にレゴ®シリアスプレイ®メソッドが効く理由の記事もあわせてご覧ください。

大人数での実施は、通常規模の研修より投資額も大きくなるため、事前の稟議や承認が必要になるケースが多くあります。決裁者への説明に不安がある方は、レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修、上司にどう説明する?稟議を通すための伝え方の記事もあわせてご参考にしてください。

よくある質問

Q. オンラインでの大人数実施は可能ですか?
可能ですが、対面に比べて一体感が生まれにくいため、全社的な節目となるキックオフでは対面での実施をおすすめしています。

Q. どのくらいの時間が必要ですか?
人数やプログラム内容によりますが、3〜4時間程度を目安にしていただくことが多いです。

Q. キックオフのタイミング以外でも実施できますか?
はい。チームビルディング研修は年に何回・いつやるべきかの記事でも触れた通り、新体制・異動などの「チームの節目」であれば、キックオフ以外のタイミングでも効果的です。

Q. 大人数の場合、費用はどれくらい変わりますか?
アシスタントファシリテーターの追加や、レゴ®ブロックの数量増加に伴い、通常規模より費用は上がります。正確な費用は人数や内容によって異なるため、まずはお問い合わせの上、お見積りをご案内しています。

さいごに

全社会議やキックオフは、経営層のメッセージを一方通行で伝える場ではなく、参加者全員が「自分たちの未来」を主体的に考える場に変えられます。人数の多さを理由にあきらめる前に、一度検討してみる価値があります。

レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修にご興味を持たれた方は、お問い合わせフォームで「レゴ・シリアスプレイ」を選択の上ご連絡ください。