レゴ®シリアスプレイ®メソッドと他の研修手法の違いとは?
こんにちは。コミュニケーションデザイナーの東ヤスオです。
研修会社を比較検討していると、「体験型研修」という言葉によく出会います。ただ、体験型研修にもいくつかの種類があり、レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修が、他の手法と何が違うのかは分かりにくいものです。この記事では、その違いを整理してお伝えします。
研修手法にはどんな種類があるのか
チームビルディングや組織開発の研修は、大きく以下のように分類できます。
・座学
講師が知識やフレームワークを一方的に伝える形式
・通常のワークショップ
グループディスカッションを中心とした形式
・ゲーム研修
アクティビティやゲームを通じて楽しみながら学ぶ形式
・レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修
レゴ®ブロックで自分の考えを形にし、対話する体験型の形式
それぞれに良さがありますが、特に差が大きく出るのが「全員参加率」と「本音の出やすさ」の2点です。
「全員参加率」という観点で見る違い
座学は基本的に一方通行なので、参加者の関与度は低くなります。通常のワークショップは、グループディスカッション形式でも、声の大きい人・発言が得意な人が話す時間が長くなりがちで、ファシリテーターがどれだけ工夫しても「様子を見る」メンバーが出てしまいます。
ゲーム研修は参加率こそ高いのですが、ゲームという非日常の文脈が場を支配してしまう構造があります。
レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修では、全員が問いに対して作品を作り、全員が順番に発表するという構造になっているため、誰かが黙って聞いているだけという状況が生まれません。
「本音の出やすさ」という観点で見る違い
通常のワークショップでは、発言することへの心理的なハードルがそのまま残ります。ゲーム研修は楽しい雰囲気は作れますが、ゲームに勝つこと・楽しむことが目的化しやすく、仕事上の本音や価値観までは深掘りされにくい構造です。
レゴ®シリアスプレイ®メソッドでは、参加者はレゴ®ブロックで作った「作品」を介して話します。作品について話しているだけなので、「この意見を言ったら批判されるかもしれない」という思考と人格が切り離され、本音が自然と出やすくなります。
なぜレゴ®ブロックだと本音が出るのか
この違いの背景には、MITメディアラボのシーモア・パパート教授が提唱した「コンストラクショニズム」という理論があります。脳細胞の70〜80%は手とつながっており、人は何かを作るときに新しい知識を構築するとされています。手を動かして形にするプロセス自体が、言語だけでは到達できない気づきを引き出すのです。
どんな組織に向いているか
以下のようなお悩みがある組織には、レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修が特に向いています。
- いつも同じ人が話して、他のメンバーが受け身になっている
- チームの心理的安全性が低く、本音が出てこない
- 組織のビジョンやパーパスが社員に浸透していない
- 多様なバックグラウンドを持つメンバーが増えた
- 新チーム結成・部署統合・合併後のチームビルディングが必要
- 通常のワークショップや研修に参加者が飽きている
一方で、資格取得研修のような、知識・スキルの習得そのものが主目的の場合は、座学や他の手法を組み合わせる方が適していることもあります。
手法を選ぶ際のチェックポイント
研修手法そのものだけでなく、依頼先の選び方も重要です。チームビルディング研修の効果と選び方で、失敗しない研修会社の見極め方を解説しています。
費用感やプログラムの詳しい内容については、レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修の詳細記事をご覧ください。
さいごに
研修手法に「絶対の正解」はありませんが、「全員参加率」と「本音の出やすさ」という2つの軸で見ると、自社の課題にどの手法が合うかが見えやすくなります。座学やワークショップで手応えを感じられなかった組織ほど、体験型のアプローチを一度試してみる価値があります。
レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修にご興味を持たれた方は、資料請求・無料トライアルからお気軽にご相談ください。直接ご相談されたい方は、お問い合わせフォームで「レゴ・シリアスプレイ」を選択の上ご連絡ください。