1on1コーチングとは?答えを教えず、一緒に見つけるセッション
こんにちは。コミュニケーションデザイナーの東ヤスオです。
このブログの中で、何度か「1on1コーチング」という言葉をご紹介してきました。ここでは、この1on1コーチングセッションが具体的にどんな内容で、どんな方に向いているのかを、あらためてご説明します。
1on1コーチングとは何か
1on1コーチングとは、コーチと1対1で行う対話のセッションです。「目標を立てても行動が続かない」「やる気はあるのに動けない」——そんな悩みに対して、精神論や意志の力に頼るのではなく、対話を通じてご自身も気づいていない思い込みや矛盾を見つけ、今の延長線上にはない未来を一緒に創り出していくプロセスです。
キャリアの選択に特化したキャリアコーチングとは異なり、こちらはキャリアに限らず、行動・習慣・人間関係など、幅広いテーマを扱うセッションです。転職や独立といった大きな決断だけでなく、日々の仕事の進め方や、部下との関わり方といった、より身近なテーマもご相談いただけます。
特に、すでに成果を出している方ほど、現状維持を選ぶ力は強く働きます。今のやり方で結果が出ているからこそ、変える理由が見つからない。それでも心のどこかに残り続ける違和感は、多くの場合「まだ使い切れていない可能性がある」というサインです。会社名や役職、周囲からの評価を一度外した先に、本人もまだ気づいていない力や、本当に実現したい未来が見えてくることがあります。
実際に受けた方の声
一人社長として活動する宇野篤さんは、事業が順調なのに情熱を失っていくことに悩んでいました。セッションの中で「それは宇野さんの課題ですか?」と問いかけられたことで、クライアントの課題まで自分で抱え込んでいたことに気づいたといいます。「コーチとのコミュニケーションを通して自分の中にある答えを見つけることができるのは大きな価値」と話してくださいました。
市川麻美さんは、部下の話を「聞いているつもり」だったことに気づいたことがきっかけでした。セッションで「じゃあ何をやめましょうか」と問われた瞬間、自分の中になかった選択肢が生まれ、行動が大きく加速したといいます。
佐々木浩史さんは、転職すべきかどうかの答えを求めてセッションを受け始めましたが、最初は答えをくれないことに不満を感じていたそうです。しかし「自分の市場価値を知るために転職活動してもいいのでは」という一言をきっかけに視野が広がり、最終的には自分の意思で今の会社に留まる決断をされました。振り返って「東さんは一貫して自分で答えを導くための問いかけをしてくれていました」と話してくださっています。
どんな方に向いているか
- 目標を立てても、なぜか行動が続かない
- やる気はあるはずなのに、一歩を踏み出せない
- 管理職として、部下との関わり方や自分自身の在り方を見直したい
- 誰かに話を聞いてもらいたいが、社内の人には話しにくい
- 仕事の成果も評価も得ているのに、「この延長線上で本当にいいのか」という違和感が消えない
共通しているのは、「答えは分かっているはずなのに、自分では踏み出せない」という状態にある方が多いという点です。知識や情報が足りないのではなく、行動を止めている無意識の思い込みに、自分自身では気づけていないことがほとんどです。この思い込みは、本人にとってはあまりに当たり前すぎて、指摘されるまで存在にすら気づけないことが多く、だからこそ第三者との対話が必要になります。
自己診断:コーチングが向いているサイン
- 本を読んだりセミナーを受けたりしても、実際の行動にはつながらない
- 「本当はこうしたい」という思いはあるが、言葉にしたことがない
- 同じ悩みについて、何年も同じところで足踏みしている感覚がある
- 周囲に相談すると、アドバイスばかりされて余計に動けなくなる
「聞くだけ」のセッションではありません
コーチングが本当に効くのは「答えのない場所」の記事でもお伝えした通り、コーチングの本質は、傾聴して気づきの質問を投げることだと思われがちですが、それだけでは半分です。あなた自身も気づいていない思い込みや矛盾を一緒に見つけ出し、そこから答えを引き出していくプロセスこそが、価値の中心にあります。
そのため、セッションの中では、時に踏み込んだ問いを投げかけることもあります。「なぜそう思うのですか?」だけでなく、「さっきおっしゃっていたことと、少し矛盾していませんか?」というように、ご本人が話している内容そのものに向き合っていただく時間を大切にしています。
セッションの流れ
まずは体験セッション(1時間・5,500円)で、実際の進め方や相性を確認いただけます。「コーチングを受けたことがない」という方でも、安心して臨んでいただけるよう、最初にセッションの進め方について丁寧にご説明します。体験セッション終了後、ご希望の方にのみ本セッションの詳細をご案内する形にしているので、無理な勧誘はありません。時間・期間によって金額が変わります。
本セッションでは、目標の自分ごと化、行動を止めている思い込みの特定、本当のボトルネックの抽出、そして習慣化の仕組みづくりなど、対話を通じて一緒に設計していきます。1回のセッションで完結するものではなく、複数回にわたって対話を重ねる中で、少しずつ行動が変わっていくプロセスを大切にしています。セッションとセッションの間に実際に行動してみて、その結果を次のセッションで振り返る、という繰り返しが、変化を確かなものにしていきます。
組織向けサービスとのつながり
この1on1コーチングは、組織向けに提供しているレゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修や管理職研修とあわせてご検討いただくこともできます。研修で得た気づきを、個別のセッションでさらに深く掘り下げたいという管理職の方にもご利用いただいています。組織全体への働きかけと、個人への働きかけを組み合わせることで、変化がより定着しやすくなります。
40〜50代で役職定年・定年退職を見据えた方向けには、セカンドステージコーチングという専門プログラムもご用意しています。ご自身の状況に近いものがどれか迷われる場合は、まずお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. オンラインでの実施は可能ですか?
可能です。お住まいの地域を問わずご相談いただけます。
Q. 何を話せばいいか分からなくても大丈夫ですか?
もちろんです。体験セッションの中で、今直面している悩みや課題について丁寧に伺いますので、事前に話す内容を整理しておく必要はありません。
Q. 会社の悩みと個人的な悩み、どちらを話しても構いませんか?
はい。管理職としての悩みも、プライベートな目標も、テーマを問わずご相談いただけます。
Q. 体験セッションを受けたら、必ず本セッションに進む必要がありますか?
いいえ。体験セッション終了後、ご希望の方にのみ本セッションの詳細をご案内しています。無理に勧誘することはありませんので、ご安心ください。
Q. どれくらいの期間で変化を実感できますか?
個人差はありますが、複数回のセッションを重ねる中で、少しずつ行動の変化を実感される方が多いです。1回だけで劇的に変わるというよりも、対話を積み重ねる中で気づきが深まっていくイメージです。
Q. カウンセリングとは何が違うのですか?
カウンセリングは過去の悩みや心理的な課題に焦点を当てることが多いのに対し、コーチングはこれからどうしたいかという未来志向の対話が中心になります。どちらが良い悪いということではなく、扱うテーマの方向性が異なる、と捉えていただくのが分かりやすいかもしれません。
さいごに
1on1コーチングは、答えを教えてもらう場ではなく、自分の中にある答えを、対話を通じて見つけていく場です。まずは体験セッションで、その感覚を確かめてみてください。誰かに答えを渡されるのではなく、自分自身の言葉で見つけた答えは、これから先も長く自分を支える軸になります。
ご興味を持たれた方は、お問い合わせフォームから「個人向けコーチング」を選択しお申し込みください。
ではまた!